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ニュース・フラッシュ

鉱種:
アルミニウム/ボーキサイト
2020年6月26日 バンクーバー 武市知子

加:米国はカナダ産アルミニウムに対し関税再賦課の圧力をかける

 カナダが2020年7月1日までにアルミニウムの輸出制限に合意しなければ、米国はアルミニウムの輸入に関税を賦課するとカナダに圧力をかけていることが分かった。米国はカナダ産鉄鋼にも関税を賦課する考えだが、鉄鋼に関する米国側の動きはアルミニウムよりも遅い。
 カナダが輸出するアルミニウムと鉄鋼の80%以上は、米国が輸入している。2018年に米国は大統領布告を発令し、カナダ産の鉄鋼に25%、アルミニウムに10%の関税を賦課した。翌年5月に関税は撤廃されたものの、カナダからの輸入量が急増した場合は関税を再賦課するとしていた。だが米国のアルミニウム生産は需要を十分に満たせないことから、米国内でも今回の関税に関しては反対の声が挙げられている。
 なお、7月1日はNAFTAに代わる「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」の発効予定日である。

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