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その他
2020年6月30日 ロンドン 倉田清香

その他:High Level Panel for a Sustainable Ocean Economy、深海採掘の課題に関する報告書を公表

 2020年6月24日付けで、High Level Panel for a Sustainable Ocean Economy(Ocean Panel)は報告書「持続可能な未来における海洋ベースの再生可能エネルギーと深海底鉱物の役割」を公表した。報告書では、海底における採掘は、環境、法律、ガバナンスといった様々な課題を引き起こし、国連の持続可能な開発目標と対立する可能性もあるとしている。起こり得る環境への影響の完全な評価が出来上がる前に採掘が開始されるべきではなく、仮に採掘が現在の知識の状態で進められれば、海底の生物種やその機能は、これらが知られ理解される前に失われる可能性がある。また、深海採掘が許可される前に知識のギャップを埋めるため国際調査が行われるべきであり、国連のInternational Seabed Authority(ISA)管轄下のすべての海域にわたって保護区域が創設されるべきである、としている。Ocean Panelは、日本を含む世界14か国のリーダによるイニシアティブであり、国連事務総長の海洋特使によって支援されている。なお、本報告書はOcean Panelが専門家に調査を依頼したものであり、必ずしもOcean Panelの考えを表すものではないとしている。

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