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ニュース・フラッシュ

鉱種:
アルミニウム/ボーキサイト その他 ニッケル
2020年7月2日 ジャカルタ 南博志

インドネシア:PT Antam、2020年第1四半期の近況等

 2020年6月17日付け及び6月29日付け地元メディアによると、国営非鉄金属会社PT Antamの第1四半期の業績は、金融費用の増加が大きく影響して、281.84bIDR(インドネシアルピア:約21億4,000万円)の純損失を計上した。急増した金融費用の約3分の1は為替差損だという。また、生産・販売については計画どおりだったとし、新型コロナウイルス感染拡大により販売実績が低下したものの、堅調に推移したと発表した。なお、同年6月12日付け地元メディアによると、新型コロナウイルスの影響を考慮し、同社は2020年のすべての業績目標の見直しを図っており、現在、作業計画と予算を策定している。新型コロナウイルスによる影響は、インドの移動制限や封鎖による対同国輸出の減少が大きいとしている。一方、同年6月19日付け地元メディアによると、このような状況下で同社は、株価上昇と取引量増加に寄与するための株式の買戻しを3月に計画し、時機を図っていたが、株価等が改善してきたため、準備していた資金を投資開発等に転用する予定である。
 なお同社は、業績目標の見直しを行いつつ、2020年の設備投資として約1.5tIDR(約114億円)を予定しており、特に北Maluku州東Halmahera県のフェロニッケル製錬所建設、西Kalimantan州Mempawah県のスメルターグレードアルミナ工場建設の2件に大きな投資を行う計画。前者については、同年6月13日付け地元メディアによると、既に進捗状況が97.96%に達している模様である。

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