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2020年7月3日 シドニー Whatmore 康子

豪:豪州の鉱物・エネルギー輸出額、2020/21年度はCOVID-19流行による影響などで前年度比30bA$減少の見通し

 2020年6月29日付けの地元メディアによると、豪州の鉱物・エネルギー輸出額は2019/20年度においては293bA$(うち102.7bA$は鉄鉱石の輸出額)と過去最高水準に達するが、2020/21年度はCOVID-19流行による影響などで263bA$と、2019/20年度より30bA$減少する見通しであることが、豪州政府の予測で明らかになった。豪連邦産業・科学・エネルギー資源省が発表したResources Energy Quarterlyの最新版によると、この予測には、世界的な経済回復がCOVID-19流行の第二波や国家間の貿易摩擦などで予想よりも遅れるリスクが大きく影響したとしている。一方同報告書では、総体的にはサービス産業の一部が上記の理由による景気悪化の打撃にも持ちこたえているが、コモディティ輸出は豪州経済にとって更なる打撃に対する緩衝材の役割を引き続き果たすことになるだろうと予測している。また、同報告書は石炭の2020/21年度における輸出額について、原料炭は契約価格が約33%下落することを背景に2019/20年度の35bA$から25bA$と急減し、一般炭は過去6か月において急落したスポット価格が今後も下がり続け、輸出量も若干減る見通しであるため2019/20年度の20bA$から16bA$に減少すると予測している。

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