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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ルチル チタン
2020年7月3日 シドニー Whatmore 康子

豪:Iluka Resources社、合成ルチルの2020暦年契約数量の出荷が減少する見込み

 2020年6月26日付けの地元メディアによると豪ミネラルサンド大手Iluka Resources社は、合成ルチルのテイク・オア・ペイ契約に基づく出荷において、顧客2社からキャンセルや受け渡し量減量などの要請を受け、2020暦年契約数量175千tの全量を出荷できない見込みである。これら顧客の内の1社は、2020年5月に出荷が予定されていた合成ルチル20千tをキャンセルするとしており、Iluka社はこの顧客に契約不履行通知を行ったとしている。またもう1社は、少なくとも今後3か月間の契約上の合成ルチルの規定引取量を下方修正するようIluka社に要請しており、この要請により2020年9月に同社から輸出が予定されている合成ルチルの出荷量12千tに影響が生じるとしている。Iluka社は、2020年1月から現在に至るまで同社が出荷を行った合成ルチルの総量は78千tとしており、これらの顧客の詳細は明らかにしていないが、同社が生産するルチルや二酸化チタン製品の大半は、COVID-19流行による影響が未だ続く米国や欧州の顧客に向けて出荷されている。

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