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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2020年7月8日 モスクワ 秋月悠也

ロシア:Nezhdaninskoe金鉱床用の送電線、2022年半ばにはPolymetal社にリースへ

 2020年6月30日付けの地元報道等によると、極東・北極圏開発基金(FEDF)とCredit Bank of Moscow(CBM)は、Polymetal Int社(JSC Polymetal社の資産を統合)が開発中のNezhdaninskoe金鉱床(サハ共和国(ヤクーチア))のための架空送電線建設に最大7.2bRUB(ロシア・ルーブル)を融資する。資金は、独立系の送配電網管理会社UVES社に供与され、同社は鉱床向けの架空送電線と変電所の建設を7月にも開始する。ヤクーツクの東415kmにあるKhandyga町の変電所からNezhdaninskoe鉱床の生産サイトまで、110kV単一回路送電線(延長254km)が建設される。送電線はUVES社が建設、所有、運営し、2022年第2四半期の建設完了後にPolymetal社にリースされる。プロジェクトは規制当局の承認を全て取得済みである。
 プロジェクトの投資見積額7.2bRUBのうち、5.5bRUBがFEDFによる期間10年のシニアローン、1.7bRUBがCBMによる期間5年の劣後ローンで賄われる。Polymetal社はFEDFの融資に独立した保証を提供し、UVES社とのリース契約に基づく支払いを保証する。
 Nezhdaninskoe鉱床では、採鉱場と浮選プラントの建設が行われている(2021年末に操業開始予定)。また、精鉱はAmursk hydrometallurgical plant(ハバロフスク地方)に送られ、製品の一部はアジアへの輸出を予定している。ヤクーチアに建設されるインフラは、Nezhdaninskoe鉱床だけでなくTeply klyuch町にも電力を供給し、ヤクーチアのTompo及びOimyakon地区の鉱物資源基盤開発のインセンティブとなる。

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