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2020年7月9日 シドニー Whatmore 康子

豪:Fly-in Fly-outで勤務する労働者、COVID-19蔓延防止策で精神的負担が増加

 2020年7月5日付けの地元メディアによると、COVID-19流行がFly-in Fly-out(FIFO)で勤務する労働者の精神衛生に及ぼしている影響について、WA州のCurtin大学とWestern Australia大学が共同で実施している調査により、精神的負担を抱えるFIFO労働者の割合がCOVID-19流行前よりも上昇しているという暫定結果が出たことが明らかになった。同調査では、現時点の回答者275人のうちの40%が「精神的な負担を抱えている」としており、2018年にCurtin大学がFIFO労働者の精神衛生について行った調査における回答者3,000人のうち、同様の回答をした割合の33%と比べて上昇している。今回の調査から、WA州の約6万人に及ぶFIFO労働者のうち、他州からの6,000人はWA州到着後、14日間の自己隔離が必要になることなどから精神面でより大きな負担を感じていることや、WA州の鉱業企業がCOVID-19蔓延防止策として労働者の自己隔離を開始後に、FIFO労働者の自殺リスクが増加していることなどが判明している。また、鉱業企業がCOVID-19蔓延防止策としてFIFOの現場勤務日数を通常の2~3週間からその2倍に増やしたこともFIFO労働者の精神衛生に影響を与えており、これを改善する必要があると本調査は指摘している。

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