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ニュース・フラッシュ

鉱種:
コバルト
2020年7月13日 北京 塚田裕之

中国:5月のコバルト原料輸入大幅減少

 中国税関統計によると、中国の5月のコバルト精鉱輸入量は10t(金属量0.7t)で、前年同月比99.8%減、前月比99.0%減となった。1~5月の輸入量は前年同期比20.0%減の25,735t(金属量1,801t)であった。5月の湿式製錬中間製品の輸入量は、前年同月比56.9%減の12,186t(金属量3,169t)、前月比61.0%となった。1~5月の輸入量は前年同期比12.6%増の10.7万t(金属量27,880t)であった。1~5月のコバルト精鉱及び湿式製錬中間製品輸入総量(金属量29,681t)は前年同期比11.5%増であった。
 2019年末の時点では、国内の精製コバルト生産企業の多くは、市場見通しを楽観視し2020年は生産及び原料調達を拡大させる計画であった。新型コロナウイルス拡大の影響で需要が弱まったものの、年初にコバルト原料の輸入が大幅増加したため、上半期の輸入量は前年同期を上回った。海外でも感染が広がった3月以降、南アは3月末に港を閉鎖、原料出荷が止まり、5月に中国に到着予定であった原料が大幅に減少した。南アの港閉鎖は5月中旬頃まで実行されたため、6月到着予定の原料も減少傾向となるとみられている。

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