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ニュース・フラッシュ

鉱種:
コバルト ニッケル リチウム
2020年7月15日 シドニー Whatmore 康子

豪:WA州でリチウムイオン電池の材料製造産業が確立される気運ありとの報告

 2020年7月8日付けの地元メディアによると、WA州ではリチウムイオン電池(LIB)の材料となる前駆体や負極材などの製造や販売等の産業が確立される機会が生じていることが、総額135mA$規模の産学官共同研究プログラムFuture Battery Industries Cooperative Research Centre(FBI CRC)が発表した報告書「Li-ion battery cathode manufacture in Australia」で明らかになった。この背景として同報告書では、世界中でLIBの市場が急成長する中、豪州ではリチウムやコバルトなどLIBの材料に使用される鉱物10鉱種のうち9鉱種が生産されており、中でもWA州は特に重要な鉱種が生産され、LIB関連の化学産業も新興しているためとしている。また、BHPがWA州Kwinanaのニッケル精錬所でバッテリー品質の硫酸ニッケル製造を開始するために、パイロットプラントとして使用していた豪州連邦科学産業研究機構(CSIRO)のWA州Waterfordにおける設備を前駆体製造のパイロットプラントとして再利用し、安定した品位で製品を数百kg生産できる能力を実証予定とも述べている。

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