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2020年7月16日 シドニー Whatmore 康子

豪:WA州先住民遺産法の修正法案、2020年末までには議会に提出される見通し

 2020年7月12日付の地元メディアによると、WA州政府は2018年3月に同政府が開始した先住民遺産法Aboriginal Heritage Act 1972(WA)の見直しにおいて、2020年末までには修正法案を議会に提出する予定とされている。豪州では、Rio Tintoが2020年5月にWA州Brockman 4鉄鉱石鉱山において発破作業を行った際に先住民の岩石住居遺跡を破壊したことを発端に、米国のBlack Lives Matter(黒人の命は大切だ)運動の影響も受け「先住民と他人種との間における不平等をなくすべき」との声が国内各地で高まっているが、WA州政府は先住民の聖地に対する評価は今後、WA州計画土地遺産省ではなく先住民グループが責任をもって行えるよう取り計らうとしている。一方Aboriginal Heritage Act 1972(WA)の修正法案は、開発に対する先住民の拒否権については定められない可能性が高いため、先住民グループによる要求を完全に反映するものとはならないだろうとメディアは報じている。また、鉱山開発に関する鉱山企業と先住民による既存の合意の中で、先住権原保有者による州や豪連邦当局への異議申し立てが禁じられている場合、当該合意は同法改正の影響を受けないともされている。

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