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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2020年7月21日 バンクーバー 佐藤すみれ

メキシコ:複数鉱山企業の2020年第2四半期生産量が大幅減少

 2020年7月16日付け専門紙は、COVID-19の影響を受け国内複数鉱山における2020年第2四半期の生産量が減少したことを報じた。
・米Gold Resouce社:Oaxaca州に保有する鉱山ユニットにおける2020年第2四半期生産量は金0.08t(2,441oz、前年同期比69%減)、銀5.76t(185,330oz、同60%減)、亜鉛、鉛、銅は約半減となった。生産は同年6~7月にかけて徐々に回復しているものの、同社は今後更なる感染拡大と政府による新たな活動制限を懸念し、2020年の生産目標を取り下げている。
・加Fortuna Silver社:保有するSan José鉱山(Oaxaca州)における2020年第2四半期生産量は銀32.04t(1.03百万oz、前年同期比52%減)、金0.22t(7,099oz、同47%減)となった。同社は2020年の生産目標を今後新たな発表が行われるまで取り下げることとした。
・加Sierra Metals社:保有する2鉱山における2020年第2四半期銀生産量は6.66t(214千oz)となり、前年同期の13.53t(435千oz)から減少した。Cusi鉱山(Chihuahua州)は市街地に近接することから現在も生産を停止しており、2020年第2四半期の生産量はゼロであった。一方でBolívar鉱山(Chihuahua州)では粗鉱生産量が前年同期比5%減少したものの、品位上昇により生産量が増加し、銀214千oz(前年同期比41%増)、銅2,513t(同7%増)、金1,912oz(同24%増)となった。同社はCusi鉱山労働者の安全を確保したうえでの操業再開に重点を置いており、2020年の生産目標を取り下げている。
・加First Majestic Silver社:保有する3鉱山における2020年第2四半期の生産量は銀56.92t(1.83百万oz、前年同期比43%減)、金0.49t(15,764oz、同53%減)となった。最も影響が大きかったのはSanta Elena鉱山で生産量63%減、次いでLa Encantada鉱山で45%減、San Dimas鉱山で35%減となった。同社は2020年の銀換算生産目標量を当初の668.73t(21.5百万oz)~746.48t(24百万oz)から665.61t(21.4百万oz)~712.27t(22.9百万oz)へと若干の下方修正を行った。なお、地元紙によると現在同社の生産量は操業停止以前の水準に回復している。

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