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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2020年7月27日 リマ 栗原健一

ペルー:Antapaccay銅鉱山地域住民や自治体、COVID-19対策給付金を要求しデモ行進を実施

 2020年7月18日付け地元業界紙によると、7月15日、Antapaccay銅鉱山が位置するCusco州Espinar郡や地域住民らは、同鉱山を操業するMinera Antapaccay社とEspinar郡の間に存在するEspinar枠組協定(Convenio Marco Espinar)とその基金を財源とする1kPEN(ヌエボ・ソーレス)のCOVID-19対策給付金を要求し、デモ行進を実施した。
 Espinar枠組協定は、同鉱山の操業から得られる利益による社会投資プロジェクトに対する年間融資を目的として設立され、これまで地域住民は市民参加プロセスを通じて地域のニーズや生産活動強化に裨益するプロジェクト事業に関与してきた。
 なお、1kPENの給付金要求については、7月14日にMinera Antapaccay社やCusco政府以下関連の自治体による対話協議会が実施されたものの合意に至らず、デモ行進の実施に至った。
 本件に関し、Minera Antapaccay社は、現金給付には反対の立場を示しており、食糧や薬品、PPEの支給や社会的弱者を対象とした食堂への支援、中小企業を対象とした無利子のマイクロクレジット、無料インターネット提供、雇用創出など、持続的な社会開発を目的とするEspinar枠組協定の本来の趣旨から外れない形での支援を行いたいとの方針を示している。

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