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鉱種:
コバルト ニッケル マンガン
2020年7月27日 シドニー Whatmore康子

ナウル・トンガ・キリバス:加DeepGreen社、海底のマンガン団塊採掘は、陸地における鉱物資源採掘と比較して環境影響がはるかに小さいと主張

 2020年7月20日付のメディアによると、国際海底機構(ISA)よりナウル、トンガ、キリバスにおけるマンガン団塊の探鉱権をこれまでに3件取得している加DeepGreen Metals社は、マンガン団塊の採掘が海洋生物の減少など環境に多大な影響を与えるとの懸念が生じていることに関し、「マンガン団塊の採掘は、陸地における鉱物資源採掘と比較して環境影響が非常に小さい。」と主張した。同社のGerard Barron CEOは、「我が社はマンガン団塊の採掘に関して7件の調査を独自に行ったほか、200件以上の科学的報告書に基づきノウハウを蓄積している。海底鉱物の採掘について人々が持つ印象は、硫化鉱床など海底の一部である鉱物を掘削することだと考えられるが、マンガン団塊の採掘はこれとは全く異なり、掘削を必要としない上CO2排出の面でも陸地の鉱物採掘と比較して非常に少ない。」としたほか、「世界銀行が数週間前に発表した報告書によると、世界がグリーン社会に移行するには、ニッケルやコバルトなどバッテリーに使用される金属の供給量が現在の5倍となる必要があるとされている。金属供給は、究極的には100%リサイクルで賄われるべきだが、これを実現するにはリサイクルに見合うだけの金属鉱物をまず採掘することが重要となる。」などと述べた。

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