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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアアース/希土類
2020年7月28日 シドニー Whatmore康子

豪:豪連邦政府、中国との関係緊張下においてレアアース供給の戦略的パートナーシップ構築に注力

 2020年7月20日付けの地元メディアによると豪連邦政府は、中国との関係における緊張が高まる中、豪州国内のレアアース生産者と海外における供給チェーン関係者の戦略的パートナーシップ構築に注力していることが明らかになった。豪連邦Keith Pitt資源大臣によると、このパートナーシップ構築は、クリティカルミネラル産業を促進する豪連邦政府機関Critical Minerals Facilitation Officeを通じて米国、韓国、日本など多数の国々を対象に進められているとされている。世界のレアアース供給源は、その大半が中国に集中しており地理的な不均衡が生じているが、中国共産党系のThe Global Timesが、米国の航空・防衛企業Lockheed Martin社が台湾に620mUS$相当のミサイルを供給したことに関し、中国が同社へのレアアース供給を打ち切る可能性があると最近報じたことで問題が改めて浮き彫りにされている。一方、韓国ZironTech社は、豪Australian Strategic Materials社(豪Alkane Resources社からスピンアウトされた企業)がNSW州で進めるDubboレアアースプロジェクトで生産予定のレアアース精鉱などを原料に、レアアース金属や磁石を製造するパイロット工場での調査を2020年7月から開始しており、韓国政府が調査資金を助成していると報じられている。

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