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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2020年7月28日 シドニー Whatmore 康子

PNG:加Barrick Gold社とPNG政府、Porgera金鉱山の特別採掘権更新を巡る係争が激化

 2020年7月20日付けのメディアによると、中Zijin Mining Group(紫金鉱業集団)社とJVでPorgera金鉱山を操業する加Barrick Gold社とPNG政府間において、同鉱山の特別採掘権更新を巡る係争が激化していることが明らかになった。同鉱山における特別採掘権の更新申請は、環境面や社会面への懸念を理由にPNG政府によって却下されており、Barrick社はこれを不当であるとしてPNG国家裁判所に審理を行うよう提訴した。同国Marape首相は「PNG政府は法に従い、採掘権の更新を却下してから30日以内に、Barrick社が保有する資産の売却を同社に申し出ていた。同社がこの申し出に応じていれば、同鉱山の採掘は再開されたはずだ」と主張した。Barrick社はこれに対し、当該採掘権更新に際し、過去1年近くに亘り全ての利害関係者のためとなるよう取り組んでいるものの、政府からは如何なる対案も資産売却の申し出は受け取っておらず、採掘権更新の却下に対してMarape首相の主張する”懸念”に関し同社が回答する機会も与えられなかったと反論している。一方、Barrick社の提訴を受理したPNG国家裁判所は本件に関し、これ以上の行動を起こさぬようPNG政府に対して命令を下しており、2020年7月28日に審理を行うとしている。

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