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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアアース/希土類 ジスプロシウム テルビウム ネオジム プラセオジム
2020年7月31日 北京 塚田裕之

中国:国内レアアース市場情勢が安定、軽希土と中・重希土の値動きは異なる動き

現地報道によれば、2020年7月13日の週の国内レアアース市場全体は安定している。種別にみると、軽希土と中・重希土の価格傾向は異なる動きとなっている。
 軽希土は、プラセオジム・ネオジム系の製品価格が強含みで推移している。分離精製工場が積極的な姿勢を見せている一方で、下流の金属企業は需要に応じて適宜在庫の調達を行っている。若干の価格上昇はあったが、週後半には、酸化プラセオジム・ネオジムの価格はほぼ安定した。7月17日まで酸化プラセオジム・ネオジムの価格は29.4~29.6万元/tで、7月10日と比べ0.2万元/t上昇した。
 一方、ジスプロシウム・テルビウムの中・重希土市場は弱く、業績は低調だった。以前の価格の急騰を受け、市場は冷静さと合理性を取り戻し、需要に応じた調達が取引の主体となった。ジスプロシウム・テルビウム製品の価格はともに下落した。7月17日まで酸化ジスプロシウム価格は1,830~1,860元/kgと、7月10日と比べ1kg当たり40元下がった。SMM社によると、7月は需要の減少が見込まれるため、価格動向を問わず、製品取引量は少なくなる見通し。

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