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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアアース/希土類
2020年8月3日 シドニー Whatmore康子

豪:Hastings Technology社、WA州YangibanaレアアースプロジェクトのCAPEXを449mA$へと13%下方修正

 2020年7月29日付のメディアによると、豪Hastings Technology Metals社はWA州YangibanaレアアースプロジェクトのCAPEX予測を、2019年12月時点の517mA$から68mA$(13%)減の449mA$に下方修正すると発表した。同社が混合炭酸希土類を生産する湿式処理プラントの建設予定地をYangibana鉱山の山元から、ガスや電力の調達が容易なPilbara地域沿岸部へと変更したことにより、全長114kmのガスパイプライン敷設とガス火力発電所建設の必要がなくなり、79mA$が節減されたことが主要因であるとしている。その他、今回のCAPEX予測額の修正においてはアクセス道路の見直しや尾鉱貯蔵施設の建設費用なども合計で12mA$削減された一方で、追加の設備コストなどで合計23mA$増加した。Hastings社は、本変更によってYangibanaプロジェクトのCAPEXだけではなく物流やインフラに関するOPEXも節減されるとともに、多くの地元雇用の機会を創出するとしている。また、鉱山から処理プラントにレアアース精鉱を輸送する費用が新たに発生する点については、処理プラントで必要な硫酸等の多量の化学品を鉱山まで輸送する費用が不要となったことと相殺されるだろうと予測している。

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