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ニュース・フラッシュ

鉱種:
アルミニウム/ボーキサイト その他 ニッケル
2020年8月3日 ジャカルタ 南博志

インドネシア:新型コロナウイルスの影響による建設プロジェクト遅延について(PTFI続報含む)

 2020年7月9日付け地元メディアによると、国営鉱業持株会社MIND ID(PT Inalum)傘下企業の国内新規金属製錬所を含む建設プロジェクト6件が、新型コロナウイルス感染拡大の影響により建設遅延となっている。建設遅延となっているのは、① PT Antamの西Kalimantan州Mempawah県のスメルターグレードアルミナ工場建設、② PT Antamの北Maluku州東Halmahera県のフェロニッケル製錬所建設、③ PT Freeport Indonesia(PTFI)の東Java州Gresikの銅製錬所建設、④ PT TimahのBangka Belitung州西Bangka県MuntokのAusmelt法を用いた錫製錬所建設、⑤ PT Inalumの還元炉・アルミナ精錬所建設、⑥ PT Bukit Asamの南Sumatera州Muara Enim県のTanjung Enim炭鉱に電力を供給する発電所建設の6件である。
 このうち、③ PTFIの国内新規銅製錬所建設について、2020年7月24日付け地元メディアによると、エネルギー鉱物資源省は建設完了目標の延期は受け入れたが、必ずしも延期の承認を与えるわけではないと述べた。さらには、PTFIからは専門家のインドネシア入国と使用物品機器等の輸入が困難になったと聞いているが、困難となった詳細な理由とそれを証明する強力な証拠をPTFIに要求しているところであると述べたとのこと。
 一方、2020年7月27日付け地元メディアによると、ボーキサイト製錬所建設プロジェクト6件にも遅延が出ており、全6件とも2022年完成予定だったものが、2023年末まで延期される可能性が高い。なお、その他には、既報どおりPT Amman Mineral Nusa Tenggara(AMNT)の西Nusa Tenggara州Sumbawa県の銅製錬所建設も遅延している。

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