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ニュース・フラッシュ

鉱種:
リン
2020年8月5日 ヨハネスブルグ 原田武

ナミビア:Sandpiper海洋リン酸塩プロジェクト、漁業関係団体から再検討申請を受ける

 2020年7月28日付けメディアによると、ナミビアWalvis Bay沖合におけるSandpiper海洋リン酸塩開発プロジェクトに関し、ナミビア高裁に再検討の申請がなされている。プロジェクトを進めるNamibian Marine Phosphate(NMP)社によると、漁業協会連盟他3団体からの申請が2020年7月7日に審理された。Chris Jordinson同社CEOは、判決は2021年3月までになされる予定で、NMP社に有利に働くものと確信している、と語る。判決で同プロジェクトの続行が許可されれば、その後、生産開始までには3年の準備期間と開発期間が必要になる。同プロジェクトは沖合約60kmに位置し、水深180~300m、範囲7,000km2の海域をカバーしている。総資源量は227百万t(品位:五酸化リン19.7%)、20年のマインライフの間に3百万t/年のリン酸鉱石を生産する予定である。
 一方、漁業に従事する労働者は約16,000人に上り、海底採掘が漁業に与える影響を危惧している。NMP社は、これまでに実施された環境影響調査から、同社が提案する採掘は環境や海洋生物に脅威を与えないとしている。

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