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ニュース・フラッシュ

鉱種:
プラチナ パラジウム ニッケル PGM(白金族)
2020年8月6日 モスクワ 秋月悠也

ロシア:Norilsk Nickel社の2020年上期の生産実績

 2020年7月29日付けの地元報道等によると、Norilsk Nickel社の2020年上期のパラジウム生産量は前年同期比17.16%減の1.27百万oz(39.501t)、プラチナ生産量は16.75%減の323千oz(10.046t)となった。

Norilsk Nickel社の金属生産動向
2020年
4~6月期
2020年
1~6月期
2019年
1~6月期
増減(%) 2020年予想* 2019年
パラジウム(千oz) 722 1,270 1,533 -17.16 2,648~2,777 2,922
プラチナ(千oz) 172 323 388 -16.75 611~675 702
ニッケル(t) 55,831 107,588 109,682 -1.91 225,000~235,000 228,687
銅(t) 124,926 239,913 251,304 -4.53 420,000~440,000 499,119

*2020年予想は、自社原料による金属生産量。Bystrinsky採鉱選鉱コンビナート(Norilsk Nickel社が50.01%を所有)の生産量は含まない。2019年の同コンビナートの生産量(100%所有ベース)は金220~240千oz、銅55~65千tを予定。

 Norilsk Nickel社によると、COVID-19の発生は事業に悪影響を与えていない。
 2020年上期は生産量が減少したが、これはKola MMC社のニッケル精錬プラントで塩素浸出の新工程への移行に伴い試運転を継続したことによる。
 白金族金属(PGM)の生産減少は、大量の仕掛品在庫を処理した前年同期の生産量が大きかったことによる。銅生産の減少は、国営企業Rostec社から購入した精鉱の処理量を計画的に減らしたこと、悪い気象条件下において環境への悪影響を低減するため、Kola MMC社の設備稼働率を一時的に下げたことによる。

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