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2020年8月7日 リマ 栗原健一

ボリビア:Vinto金属工業、COVID-19感染拡大で操業を一時停止

 2020年7月30日付け地元紙によると、Huanuni、Vinto、Colquiriの3国営鉱山会社で少なくとも33名のCOVID-19感染による死亡者、52名の感染者が確認され、さらに120名近く感染が疑われている。
 Vinto金属工業(EMV)労組のAntony Ocaña代表によれば、EMVは7月20日から操業を停止し、生産および輸出を止めているが、感染拡大は止められず、当初27日までとした停止期間を31日まで延長することを決めた。しかしながら、地域の医療機関の予防対策は十分でなく、検査実施も1週間以上待たなくてはならないため、ここ数日で同社内の感染はコントロール不可能な状況になっていると述べた。同代表によれば、現在は緊急時に対応する少数の職員が勤務を続けており、錫精鉱の受け入れは続いている。
 他方、Huanuni鉱山会社のDavid Villca労組代表は、COVID-19感染とは関係なく、原材料や資材不足、EMVの債務返済の滞りによって生産が減少していると述べたが、8月から生産レベルは増加するとした。7月の処理量は約500tで、通常の750tを下回っている。情報筋によると、4月以降、24名の労働者の死亡が確認されており(COVID-19感染と鉱山労働者特有の肺の疾患によるもの)、COVID-19の陽性が確認された労働者は30名、前週までの感染疑いは56名であったと述べた。
 Colquiri鉱山会社のJosé Rebozo労組代表は、2名の労働者の感染による死亡と2名の医師の感染が確認されているが、もともとの肺の疾患から風邪の症状を訴える者があり、医師が対応していると述べた。

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