閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
コバルト ニッケル
2020年8月11日 ロンドン 倉田清香

スイス:Glencore、2020年上半期生産実績等を公表

 2020年8月3日付けのプレスリリースによると、スイスGlencoreは2020年上半期生産実績報告書を公表した。2020年上半期の銅生産量は588.1千tで、前年同期比11%減だった。これは主にDRコンゴのMutanda鉱山がメンテナンス中であったこと、ペルーのAntapaccy鉱山で生産された鉱石品位が低かったこと、及びペルーのAntamina鉱山で新型コロナウイルス肺炎の影響による動復員を行ったこと等によるものである。亜鉛の生産量は550.1千tで同3%増だった。これは、カナダの鉱山で生産された鉱石品位がより高かったことと、ペルーのAntamina鉱山や他の南米の鉱山における新型コロナウイルス肺炎の影響による一時停止が反映されている。ニッケルの生産量は55.2千tで前年同期と同程度である。加Sudbury製錬所からノルウェーNikkelverk精錬所へのニッケルマットの輸送の遅れが生じたものの、豪Murrin鉱山の操業が好調だったことで影響が相殺されている。コバルトの生産量は14.3千tで前年同期比33%減だった。
 新型コロナウイルス肺炎の状況については、資産の大部分が2020年第2四半期を通じて中断を最小限に抑えつつ操業を継続したが、政府による強制的なロックダウン及びリスクアセスメントによりこうした措置が適切であると判断した場合には、特定の操業を一時的に中断したとしている。
 2020年通年の生産見通しについては、新型コロナウイルス肺炎の影響も含め、銅は1,255±45千tから1,255±35千t、ニッケルは122±5千tから114±4千tに前回公表時から修正したほか、コバルトは28±2千t、亜鉛は1,160±30千tで据え置いている。

ページトップへ