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2020年8月11日 シドニー Whatmore康子

豪:Rio Tinto、WA州Brockman 4鉄鉱石鉱山における先住民遺跡の破壊について「実施されるべきでなかった」と報告書で表明

 2020年8月5日付の地元メディアによると、Rio Tintoは、同社がWA州Brockman 4鉄鉱石鉱山において同年5月に発破作業を行った際に先住民の岩石居住遺跡であるJuukan 1とJuukan 2を破壊した件に関し、豪連邦議会の諮問に備え同議会に提出した報告書において、「遺跡の破壊は実施されるべきでなかった」との意を明らかにした。同報告書によると、同社は遺跡周辺の採掘において4つの選択肢を準備しており、うち3つは遺跡を保護するというものであったとされている。Rio Tintoは当初、遺跡周辺の地下に賦存する高品位鉄鉱石を採掘するためには遺跡を破壊するほかないとしていたが、2020年に入りこれら遺跡の重要性が明らかになるにつれて、遺跡保護に方針を切り替えることを検討していたとしている。しかしながらこれらの機会を逃し、遺跡場所の先住権原保有者であるPuutu Kunti Kurrama部族とPinikura部族(PKKP)から遺跡保護の正式要請を受理した2020年5月20日には、既に発破作業が開始されていたとしている。連邦議会の諮問は現時点では2020年8月7日に予定されている。

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