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ニュース・フラッシュ

鉱種:
クロム
2020年8月13日 ヨハネスブルグ 原田武

南ア:Glencore、電気料金の上昇で南アのフェロクロム事業が競争力を失う

 2020年8月11日付けメディアによると、Glencoreは上半期決算報告時に、フェロクロム事業について言及した。世界のフェロクロム需要は堅調であるが、中国製錬プラントによるフェロクロム生産が多くを占め、南アから中国へのクロム鉱石輸出が増加している。南アにおける電気料金の値上げのために、同国でのフェロクロム生産は競争力を失っていると同社CEO Ivan Glasenberg氏は語った。また、合金鉄部門長Japie Fullard氏によると、この10年間で南アの電気料金は500%以上上昇しており、このような高電力コストの状況では、今後のフェロクロム製錬所の操業は難しいとした。Glencoreは、代替エネルギーや自然エネルギーに多くの投資を行ってきたが、これ以上は難しい状況であり、国有電力公社Eskomやエネルギー規制庁(Nersa)、鉱物資源エネルギー省とも議論を継続し、エネルギー集約型のユーザーに対する軽減措置について検討がなされているとした。

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