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鉱種:
亜鉛 アルミニウム/ボーキサイト その他
2020年8月13日 北京 塚田裕之

中国:工業情報化部、2020年上半期非鉄金属業界動向を発表

 工業情報化部原材料工業司が2020年7月30日に発表した「2020年上半期の非鉄金属業界動向」は下記のとおり。
 2020年上半期、国内の非鉄金属業界はコロナ禍への対応と生産再開に注力した。第2四半期以降、生産操業は徐々に回復し、利益の減少幅が縮小し、業界の自信が高まった。
1.生産が安定的に伸び、業界の自信が回復してきている。2020年1~6月、中国の10種非鉄金属生産量は前年同期比2.9%増の2,928万tで、増加幅は前年同期比1.4ポイント減少した。工業生産増加額(付加価値ベース)は前年同期比0.6%増で、業界別平均値を1.9ポイント上回った。中国有色金属工業協会の統計によると、第2四半期の信頼感指数は49.1で、第1四半期より4.3ポイント回復した。そのうち、新規発注量、生産量、原材料調達量などの項目別指数はいずれも50を上回り、第1四半期より大きく改善した。
2.投資の減少幅は縮小し、輸出入貿易総額は前年比マイナスとなった。2020年1~6月、非鉄業界への投資は前年比8.5%減少し、減少幅は第1四半期より2.9ポイント縮小した。そのうち鉱山、製錬及び圧延加工への投資はそれぞれ前年同期比2.5%、9.6%減少し、第1四半期に比べそれぞれ8.3ポイント、2ポイント縮小した。2020年1~5月の非鉄金属貿易総額は58bUS$で、前年比24.5%減少した。うち、輸入額は前年比28.7%減の45.97bUS$で、輸出額は同比3%減の12.03bUS$であった。
3.価格は段階的に回復し、利益の下げ幅が縮小した。2020年1~6月、銅、アルミニウム、鉛、亜鉛の平均現物価格はそれぞれ44,673元/t(前年同期比7.4%減)、13,237元/t(同4.2%減)、14,345元/t(同14.8%減)、16,625元/t(同22.6%減)であった。4月以降、価格が回復しつつあり、7月上旬の銅、アルミの平均現物価格は、ほぼコロナ禍以前の水準に戻った。2020年上半期、非鉄金属業界の利益額は前年比25.4%減の500.8億元であった。特に、6月の利益額は、前年同月比18.3%増の166.5億元となり、利益減少幅は1~5月に比べ11.6ポイント縮小した。うち、鉱山、製錬、加工業界の上半期の利益額は、それぞれ130億元(前年同期比13.4%減)、176.4億元(同37.1%減)、194.4億元(同19.2%減)で、下げ幅は1~5月と比べそれぞれ1.8ポイント、16.2ポイント、13.7ポイント縮小した。

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