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ニュース・フラッシュ

鉱種:
アルミニウム/ボーキサイト
2020年8月14日 北京 塚田裕之

中国:工業情報化部、2020年上半期の中国アルミニウム業界動向について発表

 工業情報化部は、2020年上半期の中国のアルミニウム業界動向について以下のとおり発表した。
 2020年上半期の中国のアルミニウム業界は安定操業を保ち、製品価格が回復し、アルミニウム地金在庫は減少し、業界収益の下げ幅が明らかに縮小した。
 生産量は穏やかに増加し、アルミニウム地金の在庫は持続的に減少した。2020年上半期の電解アルミニウムおよびアルミニウム材料の生産量はそれぞれ1,789万t(前年同期比1.7%増)、2,646万t(同7.8%増)で、酸化アルミニウム生産量は3,520万t(前年同期比5.1%減)で、減少幅は第1四半期より2.1ポイント縮小した。
 業界関係分析機構の統計によると、7月下旬にはアルミニウム地金における民間在庫数は68.8万tで、春節前のレベルに戻り、年内の最高値から60%下回った。
 価格は底を打って反転し、収益の下げ幅が小さくなった。4月以降、アルミニウム製品価格が回復し、6月のアルミニウム現物平均価格は13,823元/tで、3月より12.1%上昇した。2020年上半期、アルミニウム業界の利益額は前年同期比32.7%減の128.6億元であった。特に6月には利益額が59.8億元に達し、前年同月比29.7%増加した。上半期のボーキサイト採掘・選鉱、アルミニウム製錬、アルミニウム圧延加工業界の利益額は、それぞれ0.2億元(前年同期比90.9%減)、44.8億元(同54.7%減)、83.6億元(同7.2%減)であった。
 ボーキサイトや製錬製品の上半期輸入量は前年同期比で伸びており、アルミニウム材輸出減少幅は拡大した。ボーキサイト(実物量)の輸入量は、前年同期比8.6%増の5,831万tであった。国内アルミニウム価格の上昇や海外価格の低下により、酸化アルミニウムおよび未圧延アルミニウムの輸入量は、それぞれ193.9万t(前年同期比501.3%増)、62.9万t(同比591.1%増)となった。アルミニウムスクラップ輸入量は、前年同期比53.9%減の38.9万tであった。アルミニウム材料の輸出量は、前年同期比15.1%減の224.4万tとなった。

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