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ニュース・フラッシュ

鉱種:
リチウム
2020年8月21日 ロンドン 倉田清香

その他:Wood Mackenzie社、世界のリチウムイオンバッテリーセル生産能力が2030年までに4倍になると予想

 2020年8月12日付けのプレスリリース情報等によると、英Wood Mackenzie社は最新の報告書において、世界のリチウムイオンバッテリーセルの生産能力パイプラインが、2030年には2019年比で4倍となる1.3TWhになるとの見通しを示した。同社のシニアアナリストのMitalee Gupta氏は次のようにコメントしている。
 「アジア太平洋地域における生産能力は世界の生産能力パイプラインの80%を占めている。この地域は今後10年間リチウムイオン電池(LIB)生産をけん引し続けるだろう。この地域の中でも中国がパイプライン能力を独占しており、2030年までには800GWh以上に増加する見通し(2020年は345GWh)。一方、欧州は世界の生産能力パイプラインの7%しか占めていないが、2030年には25%を占めると予想している。電気自動車(EV)用とエネルギー貯蔵用のバッテリーの需要が増えている中、中国CATL社、韓国LG Chem社、韓国Samsung SDI社といったアジアの生産事業者は欧州に新しい工場を建設すべく重点的に投資している。スウェーデンNorthvolt社、Automotive Cell Company社(フランスSaft社及びフランスPSA Group社によるJV)といった欧州の生産事業者も欧州での生産を拡大するとともに、バッテリーサプライチェーンのローカライズを進めている。」

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