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ニュース・フラッシュ

鉱種:
アルミニウム/ボーキサイト
2020年8月21日 北京 塚田裕之

中国:自動車産業におけるアルミニウムの使用状況

 現地報道によると、現在、自動車産業は最も多くのアルミニウムを使用しており、中国は世界最大の自動車生産国であるため、自動車へのアルミニウムの適用とアルミニウムの高度加工の可能性は大きい。国家発展改革委員会の発表によると、中国人口のうち6億人と、1/4の国土がスモッグに苦しんでおり、自動車のCO2排出量はCO2総排出量の27%を占めている。自動車保有量の継続的な増加により、環境問題の解決は一層難しくなっている。自動車製造において、可能な限りアルミニウムを利用し軽量化させることは、省エネと排出削減を達成するための最も直接的で効果的な方法である。2019年の中国アルミニウム合金ホイールの総生産量は1億8,750万個で、そのうち圧延本数は300万本となり、アルミニウム消費量は約165万tであった。同年のアルミニウム合金ホイールの世界総生産の61%以上を占め、その半分を世界約160か所の国や地域に輸出した。輸出メーカーは1,300社以上に上り、平均輸出単価は約5US$/kgであった。2019年に中国は2,572.1万台の自動車を生産し、ホイールのアルミニウム利用率は約78%だった。そのうち、乗用車におけるアルミニウム使用量は最大90%に昇り、次にSUV車、MPV車、商用車、バス、セルトレーラー、トラクターが続いている、トラックは最もアルミニウム使用量が少なく、ホイール用のアルミニウム利用のポテンシャルがあると期待される。Rio Tintoは、2019年に「Revolution-AI」というホイール用アルミニウム合金を研究開発し、ホイールの質量を前年比7%低下させ、強度を15~20%引き上げた。

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