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2020年8月21日 北京 塚田裕之

中国:工業情報化部、2020年上半期の中国銅業界の運営状況を発表

 中国工業情報化部原材料工業司は、2020年上半期の銅業界動向について、安定的な運営を維持し、銅価格は回復、精製銅の在庫はやや減少し、業界収益の下げ幅は小さくなったと発表した。

  1. 生産量は安定的に増加し、精製銅の在庫がやや減少している。2020年1~6月の銅精鉱生産量は前年同期比8.4%増の80万t(金属量)で、精製銅、銅材の生産量はそれぞれ482万t(前年同期比4.6%増)、940万t(前年同期比6.1%増)であった。業界分析機構の統計によると、2020年7月下旬の銅の民間在庫数は28.5万tで、年内の最高値より47%下回った。
  2. 2020年4月以降、銅価格は徐々に回復し、6月の銅現物平均価格は46,772元/tで、3月より12.4%上昇した。2020年1~6月の銅業界の利益額は、前年同期比31.9%減の109.1億元であった。そのうち6月の利益額は、前年同月比10.4%増の31.9億元であった。また、6月の利益額のうち、銅鉱山の採掘・選鉱、銅製錬、銅圧延加工業界の利益額は、それぞれ25.8億元(前年同期比6.9%減)、40.2億元(前年同期比37%減)、43.1億元(前年同期比37.4%減)であった。
  3. 銅製品の輸入量及び銅材の輸出量は前年比で増加し、精製銅の輸出は前年比減少した。2020年1~6月の銅精鉱(実物量)、粗銅、銅材の輸入量はそれぞれ1,084万t(前年同期比3%増)、42.2万t(前年同期比15.3%増)、24万t(前年同期比4.6%増)であった。国内銅価格の上昇、海外銅価格の下落、国内需要促進の影響を受け、精製銅の輸入も大幅に増加し、同期間の輸入量は、前年同期比24%増の198.4万tであった。また、銅スクラップの輸入量は、前年同期比49.6%減の43万tであった。一方、2020年1~6月の銅材の輸出量は、前年同期比1.4%増の6.1万tで、精製銅の輸出量は対前年同期比32.2%減の12.3万tであった。
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