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ニュース・フラッシュ

鉱種:
コバルト ニッケル マンガン リチウム
2020年8月25日 ロンドン 倉田清香

その他:Wood Mackenzie社、LFPバッテリーが2030年までには定置用蓄電池市場の30%を占めると予測

 2020年8月17日付けのプレスリリースによると、英Wood Mackenzie社は、今後10年以内に、LFPバッテリー(リン酸鉄リチウムイオン電池)が、主要な定置用蓄電池として、NMCバッテリー(ニッケルマンガンコバルト酸リチウムイオン電池)を追い抜く勢いであるとし、2030年までには市場の30%を占める(2015年時は10%)と予測した。同社のシニアアナリストのMitalee Gupta氏によると「歴史的に定置用エネルギー貯蔵システム(ESS)市場では、主にNMCバッテリーが配備されてきたが、2018年後半から2019年前半に、NMCバッテリーの需要が急速に増加し、利用可能な供給量を上回った。そのような中、NMCバッテリーの価格が横ばいで推移するようになったため、LFPバッテリーのベンダーが競争力のある価格でNMCバッテリーの制約のある市場に参入した。」とコメントしている。また、同社のシニアリサーチアナリストのMilan Thakore氏は「LFPバッテリーにおけるCell-to-Pack技術と組み合わされた重量エネルギー密度の改善は、乗用車用電気自動車(EV)においてより魅力的なポイントとなっている。コストと安全性がメリットになるだけでなく、Original equipment manufacturers(OEM)はコバルトとニッケルの供給に関する問題を心配する必要がなくなる。」とコメントした。

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