閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
2020年8月25日 シドニー Whatmore康子

豪:OZ Minerals社が安定した銅生産で好調、豪中関係に懸念も中国需要は今後も継続の見通し

 2020年8月20日付けの地元メディアによると、豪OZ Minerals社はSA州のProminent Hill、Carrapateenaの2つの銅・金鉱山における2020暦年上半期の銅生産量が、COVID-19流行下においても同州では感染者数が非常に少ないことなどを背景に安定し、現状を維持すれば同年の生産目標量(Prominent Hill 55~65千t、Carrapateena 25~30千t)を達成することが予測されている。一方、世界の銅生産量は、現在COVID-19の流行で主要生産地域である南米における生産に支障が生じるなどして4%低下しており、製錬所への供給がひっ迫している。OZ Minerals社のAndrew Cole社長はこの状況に関し、現在豪州との関係が悪化している中国への銅供給について、「Rio Tinto時代に中国Chinalco社との中国における銅探鉱事業のマネジメントを行った(自身の)経験に基づくと、中国は銅製錬所の能力を拡大し続ける一方で、銅資源は十分に賦存しているとは言えない。従って、中国は豪州との関係が悪化しても銅に関しては、自国内に豊富に賦存する石炭のように豪州からの輸入を規制することは考えにくい。」と述べた。その一方で同社長は、今後も豪中関係を注視して銅の販売先を分散することを検討するとも述べた。

ページトップへ