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ニュース・フラッシュ

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2020年9月2日 シドニー Whatmore康子

豪:ASX上場探鉱企業への投資、COVID-19流行による金投資への人気を背景に急増

 2020年8月31日付けの地元メディアによると、豪州の探鉱企業に対する投資が2020年4~6月四半期に急増していることが、会計事務所BDO社の最新調査によって明らかになった。同社が豪州証券取引所(ASX)に上場する探鉱企業646社を対象に行ったこの調査において、同四半期におけるこれら企業への資金流入額は総額1.34bA$と前四半期比60%増となり、過去5年間における四半期平均額の1.22bA$を上回った。BDO社はこの背景について、COVID-19流行の中、安定資産としての金への投資が増加したことを挙げており、これらの資金流入の68%に相当する904mA$は、産金企業向けのものであるとしている。一方、2020年4~6月四半期における探鉱企業の探鉱支出額は総額391mA$と、前四半期の473mA$を下回った。これについてBDO社は、資金の調達時期と支出時期の自然なずれであるとするほか、COVID-19蔓延防止の移動制限によって案件の現地視察やデューデリジェンスの実施が制限され、支出が抑制されている可能性を指摘している。2020年7~9月四半期の予測として、探鉱企業が金融市場の回復に自信を深めていることから、探鉱費用も増加すると予測している。

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