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ニュース・フラッシュ

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2020年9月9日 ジャカルタ 南博志

インドネシア:2020年の錫生産量が前年比11.5%減と予測、Timah生産減が要因

 2020年8月24日付け地元メディアによると、国際錫協会(ITA)は、インドネシアの2020年錫生産量は前年比11.5%減の69千tと予想した。世界第1位の生産量を誇る錫国営企業PT Timahの減産が背景にあるとのこと。Timahの2020年上半期の錫生産量は、前年同期比26.2%減の27,833tであった。コロナ禍による世界的な電子機器需要減に伴う錫のはんだ向けの需要減を受け、2020年3月、同社は月間生産量を20~30%減とする計画を発表した。また、同社は同じく上半期の純損失として390mIDR(インドネシアルピア:約2.8百万円)を計上している。
 また同社は、Bangka Belitung州西Bangka県MuntokにおいてAusmelt法を用いた錫製錬所を建設しており、現在の進捗率は25.5%であるが、コロナ禍の影響により完成が遅れるとのこと。製錬所の粗錫生産能力は40千t/年、2020年1月に着工し、計画では2021年完成予定だった。

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