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ニュース・フラッシュ

鉱種:
クロム ニッケル
2020年9月9日 ジャカルタ 南博志

フィリピン:2020年上半期の金属総生産額が前年同期比14.37%減少

 2020年8月17日付け地元メディアによると、フィリピン環境天然資源省鉱山地球科学局(MGB:Mines and Geoscience Bureau)のデータでは、2020年上半期の金属鉱物生産額が前年同期比14.37%減少し、53.88bPHP(フィリピンペソ:約118十億円)となったとのこと。MGBは、コロナ禍による経済活動の鈍化、鉱業活動の中断・停止、金属価格の低迷に深刻な影響を受けたことが原因と分析している。第1四半期は前年同期比10.7%減であり、影響は拡大していると言える。
 なお、上半期の鉱種別では、ニッケル鉱石、金、銅、銀、クロム鉄鉱の生産も前年同期比2桁%減となった。具体的には、ニッケル鉱石は生産量が27.7%減の102,310t、生産額が20.8%減の9.76bPHP(約21.4十億円)だった。4月のNickel Asia(NAC)社、Global Ferronickel社のニッケル鉱山一時操業停止も原因の一つ。フィリピン・ニッケル産業協会(PNIA)は、下半期には生産が通常に戻るだろうと見ているとのこと。

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