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2020年9月14日 シドニー Whatmore 康子

PNG:Wafi-Golpu金・銅プロジェクト、廃滓の海底廃棄案に地元Morobe州から反対の声が続出

 2020年9月9日付けのメディアによると、豪Newcrest Mining社と南アHarmony Gold Mining社が折半出資するMorobe州Wafi-Golpu金・銅プロジェクトにおいて、Western Huon Gulf湾1km沖合の深さ200mの海底に廃滓をパイプラインで移送し廃棄する方法(Deep Sea Tailings Displacement:DSTD)を提案していることに関し、同州の政府やコミュニティなどから反対の声が続出していることが明らかになった。この提案について、Morobe州のKelly Naru前州知事は「廃滓は豪州または南アに移送されるべき」と述べており、Ginson Saonu現州知事もPNG議会において「Wafi-Golpuプロジェクトでは何故、従来型の廃滓ダムが建設されないのか」との質疑を同国Wera Mori環境保全大臣に対して行った。Mori大臣はこの質疑に対し「同プロジェクトのエリアは地質構造に加え雨量が多いため、ダムが決壊して惨事となる恐れがあるため」と応答している。一方Newcrest社は45か所を廃滓ダム用地として検討したが、いずれもリスクが高く費用的にも廃滓ダムには適さないと判断したとしている。

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