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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル レアアース/希土類 チタン
2020年9月17日 モスクワ 秋月悠也

ロシア:Arcmineral-resource社、ムルマンスク州で二酸化チタン、レアメタル、及びレアアース生産の化学・製錬統合施設を立ち上げへ

 2020年9月9日付けの地元報道等によると、ムルマンスク州では、Arcmineral-resource社が州政府の支援を得て、投資プロジェクト「Afrikandskoe灰チタン石・チタン磁鉄鉱鉱床Tsentralny鉱区における二酸化チタン、レアメタル、及びレアアース生産の化学・製錬統合施設」を実施する。Andrey Chibis知事の指揮の下、プロジェクト立ち上げ会議が2020年9月8日に開催された。
 Arcmineral-resource社は、連邦プロジェクトファイナンスセンターによる正式な肯定的見解、技術的部分に関するものを含む第三者の専門的見解を既に取得しており、MAGE社及びGeostroiproekt社との間で探査・調査実施契約、IDGC of the North-West社との間で生産施設の電力網接続に関する契約を締結している。また、2020年6月に実施された競売で、Arcmineral-resource社は、Afrikandskoe鉱床Tsentralny鉱区の25年間の地下資源利用権を落札している。
 プロジェクト実施における問題点の一つは、地下資源鉱区が軍事インフラ施設に近接していることである。ライセンス条件によると、2021~2022年に予定される国防省の施設移転後に初めて採掘が可能になるため、移転までに探査を実施し、国家バランスへの埋蔵量計上を行う予定。インフラは存在するが、更新や改修が必要である。総投資額は約17.9bRUB(ロシア・ルーブル)で、フル操業化は2024年とされている。

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