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2020年9月23日 北京 塚田裕之

中国:遼寧省、鉱産資源埋蔵量管理権限を委譲

 遼寧省自然資源庁は「鉱物資源埋蔵量管理改革の推進における鉱物資源埋蔵量評価審査登記業務の全面的規範化に関する通達」を発表した。本通達に基づき、近日中に管理権限の委譲、作業段階の削減、登記対象の縮小、分類基準の簡略化、申請書類の削減、届出範囲の縮小等、行政サービスの最適化改革に力を入れ、サービス効率を向上させる。省自然資源庁の関係責任者の話によると、鉱物資源埋蔵量管理は鉱物資源行政管理にとって重要部分であり、鉱物資源に対する保護と合理的利用を目的としている。鉱物資源の管理業務は非常に厳しいため、以下4つの改革が展開される。

  • これまで評価審査機構や省自然資源庁が行っていた、鉱産資源埋蔵量評価審査と登記の2つの機能が統合され、省の自然資源事務サービスセンターに一任され、すべての手続きを一括で取り扱う。
  • 政府が直接評価審査・登記する範囲を大幅に縮小し、これまでの18種類から4種類に大きく減少させる。4種類とは、探査権から採掘権への切り替え、採掘権の鉱種や範囲の変更、採掘中の鉱石または金属量の主要な変更および建設プロジェクトにおける重要鉱物資源の更新を指す。
  • 固体鉱産埋蔵量分類標準の簡略化を図り、これまでの3大分類16種から2大分類5種に縮小する。5種とは、資源量と埋蔵量の2分類と推定資源量、確保資源量、確定資源量、信用度高い埋蔵量と認証埋蔵量を指す。
  • 鉱業権者が評価・審査・登記申請を提出する場合に必要な申請書類を、これまでの8点から4点に減らす。また、埋蔵量評価・審査・登記に係る作業期間として、これまでの110日間から50日間に大幅に短縮する。

 同時に、遼寧省政府は「鉱物資源埋蔵量評価審査登記実施方法(試行案)」を作成し、埋蔵量評価審査登記実施詳細方法、サービスマニュアル、作業規程と品質管理体系などの関連制度方法を徐々に設定し完備する。省自然資源庁において省全体の鉱物資源埋蔵量評価審査専門家データベースを構築し、一括的な監督管理を行い、省全体の埋蔵量評価審査専門家データベース情報共有を実現する。

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