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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ウラン リチウム
2020年9月24日 リマ 栗原健一

ペルー: Macusani Yellowcake社、ペルーではチリやアルゼンチンを上回るリチウム生産が可能と主張

 2020年9月17日付け地元業界紙によると、Macusani Yellowcake社のSolis社長は、南米ではチリ、アルゼンチン、ボリビアの3か国がリチウムの主要産出国である一方、未だ採掘を行っていないペルーには、近隣諸国を上回るリチウム埋蔵量が存在しているとの見解を述べた。
 同社長は、冶金試験の結果、1千haのFalchani鉱床では炭酸リチウム(として)の回収率が99.74~99.82%に達する鉱石が確認された(原文ママ)としたほか、本鉱床では操業開始後最初の3年間は年間60千tの炭酸リチウムを生産し、その後80千tに増産、さらに操業開始後5,6年目には100千tの生産を達成できる可能性もあるとしたほか、マインライフはおよそ54年となる見通しを示した。
 その一方で、2020年はCOVID-19の影響により、環境影響調査(EIA)を開始するための資源量から埋蔵量への変換作業などが遅延した結果、操業開始に関しても当初の2022年ではなく2023年にずれ込む見通しを明らかにした。また感染を恐れる地域住民によって現地へのアクセスが制限され、新たなエリアにおける探鉱活動が行えていないとコメントした。
 さらに初期投資額597mUS$については確保できているものの、COVID-19の影響により投資額は増加する見通しであり投資家との交渉が必要となる見通しを示した。
 一方、本プロジェクトには124百万lbのウラン埋蔵量が存在するが、エネルギー鉱山大臣の頻繁な交替などの影響を受けウランなどの放射性物質採掘に係る法整備は未だ実現していないことも、これら資源の開発に不利な状況を生んでいるとコメントした。

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