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2020年9月24日 シドニー Whatmore康子

豪:BHPとFortescue社、投資活動家グループが提出する「先住民遺跡を破壊する恐れがある鉱業活動の即時停止」の動議に反対の意を表明

 2020年9月16日付けの地元メディアによると、BHPと豪Fortescue Metals Group社は、企業の倫理的責任を追求する投資活動家グループAustralasian Centre for Corporate Responsibility(ACCR)が、両社の株主総会に向けて提出した「文化面で重要性を持つ先住民遺跡を破壊、冒涜する鉱業活動を停止すること」との動議に反対する意向を表明した。BHPはその理由として、同社が先住権原の保有者と協議せずに鉱業活動を停止することは、同社と先住権原保有者との合意を無効とするものであり、先住民の決定権を侵害するものであるからとしている。一方でBHPは、WA州政府から遺跡破壊に関する認可をすでに得ている40か所のアボリジニ遺跡のうち、10か所に関して操業計画を変更するなど、遺跡を保護する計画を立てているとしている。またFortescue社も、ACCRの要求は先住民の決定権を侵害するものである上、WA州と豪州の経済に対する鉱業活動の貢献を鈍らせるものであると指摘し、「同提案はWA州の鉱業活動に馴染みのない人々によって作成された」としている。BHPの株主総会は2020年10月14日に豪メルボルン、翌15日に英ロンドンで、Fortescue社は同年11月11日に開催予定である。

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