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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2020年9月29日 モスクワ 秋月悠也

ロシア:RCC社、バシコルトスタン共和国での採鉱選鉱コンビナート建設を断念

 2020年9月22日付の地元報道等によると、Russian Copper Company(RCC社)は、バシコルトスタン共和国Abzelilovsky地区における銅鉱床の更なる開発と採鉱選鉱コンビナート建設の設計を継続することが不可能となったと発表した。当該決定は、Abzelilovsky地区長の要請を受けたもので、同社はSalavatsky地下資源鉱区における地質調査を中止した。
 Slavatsky鉱区の利用(地質調査、探査、銅鉱石採掘)ライセンスは、2019年2月にRCC社傘下のAlexandrinskaya Mining Company(略称AGK)が取得し、59.69mRUB(ロシア・ルーブル)を支払っている。鉱区の予測埋蔵量は、銅鉱石208.7百万t、銅量992.6千tである。ライセンス(有効期間25年)は、沿ヴォルガ連邦管区地下資源利用局が交付した。ライセンス条件では、AGK社は9か月以内に地質調査を開始し、その後、採鉱選鉱コンビナート建設に向けて資源基盤の充足性の問題を決定することになっていた。RCC社にとって、これはバシコルトスタン共和国における最初のプロジェクトであった。
 2020年8月、鉱床開発による飲料用地下水汚染を懸念する地域住民及び隣接するチェリャビンスク州における住民の抗議行動が起こった。直近の6回目の抗議行動は2020年9月20日、地区の行政的中心であるAskarovo村で行われ、2,000人以上が集まった。活動家たちは、Abzelilovsky地区を通るKryktytau山脈に特別自然保護区のステータスを与えるよう同共和国のR. Khabirov首長に要請するとされていた。

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