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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2020年10月1日 リマ 栗原健一

ペルー:Quellaveco銅プロジェクト、2022年の操業開始目指す

 2020年9月25日付け地元業界紙によると、Anglo American Quellaveco社のOrtega副社長(総務担当)は、Quellaveco銅プロジェクトでは2022年の操業開始を目指し、あらゆる努力を行っているとコメントした。
 同副社長は、COVID-19に係る国家緊急事態令などにより作業を停止した時点での本プロジェクト建設の進捗状況は49~50%で、「建設作業のピーク時という最悪のタイミングでの停止だった」とコメント、業務や投資の最適化などによって、停止によるインパクトを抑えつつ建設作業を再開し、現在は広大なプロジェクトサイト内に6つのキャンプ地を設置していると説明した。
 一方、本プロジェクト操業開始後は2,500名を直接雇用する見通しのほか、Moquegua州に対して交付される鉱業Canon税やロイヤルティの総額は400mPEN(ヌエボ・ソーレス)を超える見込みであることから、地域の自治体やリーダーと共同でこれら財源の有効活用を目的とした計画策定に取り組みたいとの考えを示した。
 また、本プロジェクトのプラントは127,500t/日の粗鉱処理能力を持ち、操業開始後の5年間の年間(銅)生産量は330千t、その後の平均年産量は300千tとなる見込みを示した。さらに、100%のデジタル操業鉱山を目指しており、エネルギーや水資源の利用効率が非常に高い一方で、廃棄物量を最小限に抑えること、鉱山の地質から港湾における精鉱の出荷までの全てを一つのシステムに統合するインテリジェント鉱山となること、操業開始後数年間で完全な自動化を達成し、既存鉱山との比較で30%高い生産性を見込んでいることなど説明した。

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