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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石 その他
2020年10月2日 シドニー Whatmore康子

豪:豪の資源輸出額、鉄鉱石価格の下落や中国における石炭輸入の規制などを背景に今後2年連続して減少の見通し

 2020年9月28日付の地元メディアによると、2019/20年度に過去最高水準となる290bA$を記録した豪州の資源輸出額は今後、2020/21年度には前年度から24bA$減少し256bA$、2021/22年度には更に減少して252bA$となる見通しであることが豪連邦政府の報告書Resources and Energy Quarterlyの最新版で明らかになった。これらの予測は2020年6月に発表された前回予測と比較し、2020/21年度予測が7bA$、2021/22年度予測が3bA$下方修正されている。同報告書はその背景として、鉄鉱石価格が現在の77US$/tから2021/22年度には66US$/tへと下落するとの見通しから、2019/20年度に過去最高水準の102bA$を記録した鉄鉱石の輸出額が2020/21年度には97bA$、2021/22年度には80bA$へと減少することや、継続的な石炭価格の低迷により、原料炭と一般炭を合わせた石炭輸出額が2020/21年度に38bA$、2021/22年度に45bA$と、2019/20年度の55bA$から減少する見通しであることなどを挙げている。また、石炭輸出額に関しては、中国における豪州との関係悪化を背景とした豪州炭の輸入制限も影響を与えるのではないかとメディアは報じている。

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