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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ウラン
2020年10月8日 モスクワ 秋月悠也

ウズベキスタン:NGMK、ウラン生産関連のデータを開示

 2020年9月24日付けの地元報道等によると、NGMK(Navoi Mining and Metallurgical Combinat)の経済担当副総局長がメディアのインタビューにおいて、同社の生産・輸出関連のデータについて語っている。同氏によると、ウズベキスタンは年間約3.5千tのウランを生産しており、その生産量で世界第5位を占めると伝えている。NGMKはウズベキスタンで唯一の天然ウラン生産企業である。生産したウランはウズベキスタンでは利用されず、全量が海外に輸出されている。NGMKの輸出構成では99.5%をウラン、0.3%を過レニウム酸アンモニウムが占めている。
 NGMKが生産する天然ウランは、2007年までは独占的購入権を所有していた米Nukem Inc.に売却されていたが、市場と購入者の多様化に取り組んだ結果、2007年からは日本、2008年から中国に売却されるようになった。また、天然ウラン輸出の地理的拡大を目的として、韓国との契約(2020年発効)、インドとの契約(2023年発効)が締結されている。
 また、NGMKは先端生産技術の導入に取り組んでいる。現在、ウラン生産原価の材料費で最大の割合を占めるのは電気代と化学試薬代である。NGMKの2019年のウラン生産原価は557.1kUZS(ウズベキスタン・スム)/kg(約62.5US$/kg)で、ウランの年間平均販売価格は65.7US$/kgであった。2019年の純利益は105.9bUZS、利益率は5.2%であった。

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