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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2020年10月13日 シドニー Whatmore康子

豪:WA州政府、鉄鉱石価格の高値が貢献し2020/21年度経常収支が1.2bA$の黒字となる見通し

 2020年10月8日付けの地元メディアによると、WA州政府は2020/21年度の予算案において、同年度の収支がCOVID-19の流行にも関わらず1.2bA$の黒字を計上し、経済成長率は1.25%となる見通しであることを明らかにした。同政府によると、同年度におけるロイヤルティ歳入は8.29bA$と、2019年12月の予測から2.3bA$上方修正されており、鉄鉱石価格が高値を維持し2020年平均で96.6US$/tと、2019年12月予測の66.2US$/tをはるかに上回ったことが背景にあるとされている。WA州政府はCOVID-19の流行の時期に、感染拡大防止策として州境を越えた人的移動に厳格な制限を設けたが、これによって、Pilbara地域におけるRio TintoやBHPなど鉄鉱石を生産する企業は、伯Valeなど他国の競合企業のようにCOVID-19の影響により操業停止を余儀なくされることもなく、安定した鉄鉱石輸出を持続させ、鉄鉱石高値による利益享受したとされている。一方、WA州政府は2022年の鉄鉱石価格については、大幅に下落した64US$/tと、2019年12月の予測と変わらないとしている。

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