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鉱種:
鉄鉱石 その他
2020年10月19日 シドニー Whatmore康子

豪:Rio Tinto、WA州Pilbara地域の鉄鉱石事業における先住民との合意を改正して先住民の恩恵を増加させることを約束

 2020年10月14日付けの地元メディアによると、Rio TintoはWA州Pilbara地域の鉄鉱石事業に関して同社が先住民グループと交わした合意について、先住民がより多くの恩恵を受ける内容に改正するとの書簡を送付した。同社は2020年5月、WA州Brockman 4鉄鉱石鉱山において発破作業を行った際に先住民遺跡のJuukan1とJuukan2を破壊したことで投資家など各方面から批判を浴び、CEOを含む幹部3名がこの責任を取って辞任している。Rio Tinto のIvan Vella鉄鉱石暫定最高責任者は、遺跡場所の先住権原保有者であるPuutu Kunti Kurrama部族とPinikura部族(PKKP)を含む先住民の12グループに書簡を送り、同社と先住民との合意に関し、先住民の社会的、経済的な恩恵をより増加させ、土地の伝統的所有者がRio Tintoの鉱業活動について反対の意を公言することを禁じる条文である「gag clause」を削除するなどの内容で改正を行うと約束した。「gag clause」は、Rio Tintoの遺跡破壊について豪連邦政府議会が実施した諮問において、同条文が先住民を同社との合意において不利な立場に置くものであるとして、焦点が当てられていた。

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