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2020年10月21日 サンティアゴ 椛島太郎

チリ:2020年10月に発生した大手鉱山の労働争議

 チリで2020年10月に発生した大手鉱山の労働争議について、各社ニュースリリース及び地元メディアの報道によるこれまでの情報をまとめた。
 Candelaria銅鉱山:5つある労働組合のうち約350名で組織されている鉱山労働組合(Sindecato Mina)が労働局の調停決裂により10月8日からストライキを開始。約550名で組織されるAOS労働組合(Sindicato de LMC AOS)は、交渉を続けていたが10月20日から合法的にストライキを開始することができる。同鉱山を操業しているLundin Mining社は、当初操業を継続していたが、鉱山労働組合の一部メンバーによる暴力行為が発生し、労働者の安全が確保できないことから、地元メディアの報道によると10月20日から操業を停止すると発表した。同社は10月末から2つの管理職組合との交渉も控えている。
 Escondida銅鉱山:700名以上の管理職が組織している第2組合が交渉を継続していたところ、10月16日に合意に至り、ストライキが回避されたことが発表された。地元メディアによると鉱山側が最後に提示した条件は、最大15mCLP(チリペソ:約19kUS$)の福利厚生パッケージであり、賛成票58%、反対票41%であった。
 Collahuasi銅鉱山:詳細は明らかにされていないが、10月9日に労働組合と合意している。

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