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2020年10月21日 リマ 栗原健一

ペルー:Cusco州Espinar郡裁判所、Antapaccay銅鉱山開発に係る先住民事前協議不履行のAmparo申請の公聴会実施

 2020年10月16日付け地元業界紙によると、Cusco州Espinar郡裁判所は、Huisa農民コミュニティがAntapaccay銅鉱山開発に関する先住民事前協議の不履行を理由に申請した憲法保護請求(Amparo)に係る公聴会を実施した。同コミュニティは、エネルギー鉱山省(MINEM)が先住民事前協議の実施を履行しなかったことを不服として、2015年にAmparoを申請したが、現在プロセスは1審に留まっている。Amparoによる要請は以下3点となっている。

  1. 先住民事前協議を経ず実施された行政行為の取消。すなわち、コミュニティエリア内でAntapaccay銅鉱山に付与された鉱業権や探鉱許可、採掘許可、環境影響評価(EIA)を無効化すること。
  2. 地質鉱業冶金研究所(INGEMMET)とMINEMに対する、Huisa農民コミュニティ対象の先住民事前協議の実施。
  3. ペルー政府に対する、ILO条約第169号15条2項の履行命令。すなわち、Antapaccay銅鉱山の利益の10%を全ての近隣コミュニティに配分し、Huisa農民コミュニティに対しても相応の利益を付与すること。
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