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ニュース・フラッシュ

鉱種:
プラチナ パラジウム ロジウム ニッケル PGM(白金族)
2020年10月21日 モスクワ 秋月悠也

ロシア:Russian Platinum社、Chernogorskoe銅・ニッケル鉱床(クラスノヤルスク地方)の開発準備を開始

 2020年10月14日付けの地元報道等によると、Russian Platinum社は、Chernogorskoe銅・ニッケル鉱床(Norilsk工業地区)の採鉱場で剝土作業を開始した。なお、現時点でUrantsvetmet社はChernogorskoe鉱床での探査を終えつつある。
 Chernogorskoe銅・ニッケル鉱床開発は、Norilsk工業地区におけるRussian Platinum社の統合プロジェクトの第一フェーズである。第一フェーズでは、2024~2043年に年間7百万tの鉱石を採掘し、パラジウム450千oz、プラチナ170千oz、銅17千t、ニッケル8.8千tを含有する精鉱を生産する。Chernogorsky採鉱選鉱コンビナートにおける白金族金属(パラジウム、プラチナ、ロジウム、白金)の総生産量は2.57百万oz、資源量は216百万ozと予想されている。
 第二フェーズ(2027~2063年)では、Norilsk-1鉱床南部の坑内掘鉱山の開発(年間14百万tの鉱石を採掘し、選鉱プラントと製錬所で処理)を予定している。Russian Platinum社は、パラジウム1.01百万oz、プラチナ350千oz、銅33.8千t、ニッケル17.3千tの年産量を見込んでいる。
 2019年1月1日現在のChernogorskoe銅・ニッケル鉱床の埋蔵量は鉱石143百万t、白金族金属の品位は3.506g/tで、カテゴリA+B+C1+C2のプラチナ133.87t、パラジウム359.54tを含む。Norilsk-1鉱床南部の埋蔵量は鉱石447百万t、品位:4E 4.65g/t、銅0.33%、ニッケル0.25%である。
 2020年7月にRussian Platinum社とNorilsk Nickel社は、Chernogorskoe鉱床開発に向けた業務提携協定を締結した。協定によると、Norilsk Nickel社はRussian Platinum社にインフラへのアクセスを提供し、Chernogorskoe銅・ニッケル鉱床で生産される製品の販売を引き受ける。

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