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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル
2020年10月21日 ロンドン 倉田清香

その他:INSGのニッケル需給予測、2020年117千t、2021年68千tの供給過剰

 2020年10月12~13日、新型コロナウイルスのためウェブ会議で国際ニッケル研究会(INSG)が開催され、2020年及び2021年のニッケル需給予測について協議が行われた。その結果、2020年及び2021年のニッケルの需給バランスについて、2020年は117千t、2021年は68千tの供給過剰と予測した。
 供給サイドに関して、ニッケル鉱石生産量は、主にインドネシアにおける鉱石の輸出禁止により減少するものの2021年には増加すると予測した。インドネシアは国内ニッケル産業の拡大により世界トップの生産者であり続ける点や、インドネシアや他地域におけるHPALプロジェクトの進展がニッケル鉱石生産量に好影響を与えるだろうとしている。
 一次ニッケル生産量は、2019年が2.382百万tであったのに対して、2020年は2.436百万t、2021年は2.586百万tに達すると予測した。しかし、これらの生産量の予測(特に中国とインドネシアのニッケル銑鉄生産)に関しては不確実性があるほか、生産停止の可能性に係る調整要因は踏まえていないとしている。
 需要サイドに関して、一次ニッケル消費量は、2019年が2.403百万tであったのに対して、2020年は2.318百万tに減少するものの、2021年は2.518百万tに増加すると予測した。

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