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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2020年10月21日 北京 塚田裕之

中国:2020年9月の国内精製亜鉛の生産について

 安泰科が国内49社の製錬所(総生産能力6.28百万t)の生産統計調査を実施したところ、2020年1~9月の亜鉛及び亜鉛合金の総生産量は、対前年同期比2.4%増の3.839百万tであった。2020年9月単月の生産量は、対前年同月比4.2%増の471千tで、対前月比16千t増であった(一日当たりの平均生産量は、対前月比7.7%増加)。2020年8月の生産量は対前年同月比3.3%増の452千tであった。2020年9月は、製錬における利益が比較的安定しており、原料の供給はほぼ確保できていた。甘粛地区の2社の製錬所を除き、点検業務はほぼ完成しており、数多くの製錬所はフル稼働を維持している。主に内モンゴル、四川、河南、広東地域にある製錬企業が生産増となり、さらに湖南や広東では計画値以上の生産を達成した。安泰科の統計によると、2020年10月初め主要製錬所の在庫数は32千tで、2020年9月初めの数量とほぼ同量であった。国慶節後、一部の製錬所では在庫過多となり、多くの製錬企業では在庫は減少し続けている。特に亜鉛合金の生産規模が大きい製錬所において、2020年上半期にストックした合金の在庫数は、ほぼ通常レベルに近づいている。製品構造からみると、製錬所の亜鉛合金生産は増え続けている。2020年第4四半期に入ると、各製錬所は生産計画に基づき、設備点検作業をほぼ完了させ、全体の稼働率はより高い水準を保つ見通し。甘粛地区の製錬所は、点検業務終了後に生産増を見込む。2020年10月の月間生産量は、前月比5~475千t以上伸びる見込みである。統計によると、2020年第1~3四半期のサンプル企業の合計生産量は前年同期比88千t増加しており、年間の精製亜鉛生産が100千t以上の増加傾向にあることが確認できる。

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